東京五輪を語る

1964年の東京五輪フェンシング日本代表で、同志社大学フェンシング部名誉監督の田淵和彦さんが、「東京五輪を語る~1964年から2020年へ~」と題して、30日、高岡商工ビルで講演した。

2016年7月31日
田淵さんは、1964年の東京五輪にむけて、フランスへの2年間の留学や異種目のトップ選手に指導を仰いだ自身の経験から、大事なことは、やる気と努力、とにかく汗をかいたら知恵が沸いてくると熱く語った。田淵さんも指導したリオ五輪代表の太田雄貴選手(同志社大出身)については、疑問に思うことは納得するまでディスカッションし、自分のものにするのがうまいと話した。
ドーピング問題が深刻化する五輪の現状に懸念を示し、2020年にむけて、もう一度五輪の起源、意義を見つめなおし、次世代の子ども達に伝えていかないといけないと訴えた。
講演会は、同志社校友会富山県支部が主催した。