クラウドファンディングで大会存続へ/中学 ハンド

2014年12月1日

 2005年に氷見市ではじまった春の全国中学生ハンドボール選手権大会が来年2015年3月の大会で10回目となる。
 2000年とやま国体以降、全国規模の大会の県内開催が少なくなる中で、ハンドボールの街氷見を盛り上げるため、地元が提案、誘致した大会である。国の地域活性化事業として資金的な助成を受けながら10年間の期間限定で開催されてきた。助成がなくなる11回目以降について、存続か否かの議論もあったが、地域に根ざした大会となる中で、氷見市の実行委員会では2020年までの5年間の継続を決めた。
 そして氷見市は12月1日、インターネットで資金を全国から募る「クラウドファンディング」をスタートさせた。目標額は1000万。富山が育てたスポーツイベントをどう支え、発展させていくか。注目していくことで、支援の輪が広がることを期待したい。