V1アクア、地元で雄姿

 バレーボールのVリーグ1部(V1)女子のKUROBEアクアフェアリーズが11月17日、黒部市のYKK体育館で地元での今季初戦を行った。日本代表の古賀紗理那らを擁して東地区首位に立つNECレッドロケッツと対戦して0-3(17-25.21-25、23-25)で敗れたが、粘り強い戦いをみせて客席を埋めた1600人を沸かせた。
 18日は同所でデンソーエアリービーズと対戦する(開始15時予定)。

※KUROBEアクアフェアリーズ公式サイト

 V1女子は11月3日に開幕。アクアは今季のリーグ改編に伴い初めてトップリーグで戦っているが、同月10日に3試合目にして早くも初勝利を挙げて勢いに乗っている。この日は相手の高さやジャンプサーブに苦しんだが、途中出場のセッター白﨑麻友香、左利きのアタッカー浮島杏加子らの活躍で流れを引き寄せて第2、3セットは接戦を演じた。
 現在1勝4敗で東地区6チーム中の5位。レギュラーラウンドは東と西の計11チームによる2回戦総当たり。各地区上位4チームがファイナルステージに進む。

●丸山貴也監督の話
 NECは個人能力が高く、うちの生命線であるサーブレシーブが崩された。始まって3週目だが各チームが対戦相手をよく研究していている。きょうも「KUROBEあたりには負けられない」という強いものを相手から感じた。固定メンバーでは戦っていけない。今回途中から起用した白﨑や浮島、雪丸らが試合のリズムを変えてくれたのは今後にとってプラス要素。

●丸山紗季キャプテンの話
 会場を埋めるほど多くの方が来場して盛り上げてくれた。結果で恩返ししたかったので残念。あす頑張りたい。
 (昨年は2部に当たるチャレンジリーグⅠの3位でV1参入を決めており)最下位からのスタートだと思い、挑戦するという強い気持ちで開幕を迎えた。5試合を終えた今は、「どのチームも勝てない相手ではない」「力を出し切れば通用する」と感じる。向かっていくだけじゃなく、「勝たなければいけない」という気持ちも生まれている。実際に勝ち切れるように、技術、メンタルを向上されていきたい。あすはきょうよりも良い試合をして、試合を重ねるごとに成長していきたい。

※Vリーグ公式サイトより
・本日の試合結果(スコア・レポート等)
・同上(個人成績など詳細な記録)
・V1女子東地区順位

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