グラウジーズに勢い。今季初4連勝

 Bリーグの富山グラウジーズは12月26日、富山市総合体育館でシーホース三河と対戦し、88-82(25-25、26-18、18-23、19-16)で勝利を収めた。
 今季初の4連勝を飾って通算16勝11敗で中地区3位をキープ。29、30日には1ゲーム差で追う同地区首位の新潟アルビレックスBBと長岡市で対戦する。

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 三河には今季3戦全敗だったが雪辱を果たし、ドナルド・ベックHCが「今季ベストの勝利」と選手を称えた。
 レオ・ライオンズが26点を挙げてチームをけん引。阿部友和や元日本代表で40歳のベテラン青野文彦らベンチスタートの選手も踏ん張ってチーム一丸で白星を手にした。平日の開催だったが2018年最後のホームゲームに3,239人が来場した。

※試合結果(グラウジーズ公式サイト)

※B1順位表(リーグ公式サイト)


●ドナルド・ベックHCの話
 シーズンの中でベストな勝ちだと思う。(相手には帰化選手がおり)難しいマッチアップをしいられたが、青野選手がディフェンスでチームを助けてくれた。彼はプロフェッショナルな良い選手で、出場しない時も常に準備してくれている。彼を含めてベンチの選手が勝利に貢献してくれた。
 立ち上がりから相手の金丸選手をなかなか止められなかったが、ジェームス・ダンカンコーチがビッグラインアップで対応してはどうかと助言してくれた。青野選手を起用してチームが機能した。

●青野文彦選手の話
 いきなりの起用でびっくりしたが、きょうは仕事が少しはできた。40歳でもできるということを見せていきたいし、チームのためにできることを探してやっていく。
 (3連敗していた三河を倒して)きょうの勝利は自信になる。攻撃力があるので、ディフェンスが向上すればもっと良いチームになれる。最後のチャンピオンシップで爆発できるよう、少しずつチーム力を高めていきたい。

●三河・鈴木貴美一HCの話
 よい入りをし、取るべき選手が点を取っていて良い流れだったが、第2Qで(アイザック・バッツ選手に)ファウルトラブルがありインサイドが手薄になりアウトサイドから決められてアドバンテージを握られた。(負傷明けの)バッツ選手は久しぶりのゲームだったのでしょうがない。
 お互いに良い点の取り方をして、良さを出したと思う。きょうは観客のみなさんも含めて富山が頑張った。気持ちを切り替えて次の試合に備えたい。

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