アクアフェアリーズ、地元で奮戦

2015年3月14日

 バレーボールのV・チャレンジリーグ女子の最終節が14日、黒部市総合体育センターで始まりました。地元のKUROBEアクアフェアリーズは、首位のJTマーヴェラスと対戦。セットカウント1-3(25-22、13-25、26-28、19-25)で敗れましたが紙一重の接戦に会場が沸きました。

 15日14時開始予定の最終戦では3位を目指して仙台ベルフィーユと対戦します。

 JTは2010年度にV・プレミアリーグで優勝している強豪です。V・チャレンジに降格した今季はトップを独走しています。そのチームに今季唯一の黒星をつけているのがアクアフェアリーズです。相手の強打に対し、センター古屋美紀選手らのブロックとリベロ駒井士峰選手を中心とするレシーブで粘り強く守り、この日も一進一退の攻防が続きます。拾ってつなぐ懸命な姿に地元の応援もゲームが進むにつれて熱気を帯び、会場はおおいに盛り上がりました。

 アクアの選手たちはクラブを支援する新川地域の各企業に勤務しながらV・プレミア昇格を目指してプレーしています。この日の応援団にも会社の同僚ら顔見知りが数多くいたようです。キャプテンの色摩知巳選手は「会場のあちこちから声援が聞こえてきて今日の応援はすごかった。ありがとうございました」と感謝し、「あすは勝って3位になり、気持ちよくリーグを締めくくります」と話していました。

http://www.kurobe-aqua.jp(KUROBEアクアフェアリーズ)

http://www.vleague.or.jp(V・リーグ)