高岡商、春の甲子園へ

センバツは7年ぶり5度目

2017年1月27日

 第89回選抜高校野球大会の出場校が27日に発表され高岡商が選ばれた。7年ぶり5度目の出場で、県勢の出場も2010年の同校以来となる。大会は甲子園で3月19日に開幕する。

100145_01.jpg 午後3時20分過ぎに選考委員会から選出の知らせが届き、授業を終えて集まった選手たちに石黒進校長が報告した。選手たちは報道陣の求めに応じて飛び上がったり、ガッツポーズをしたりして体いっぱいに喜びを表現した。

 キャプテンでエースの土合伸之輔選手は「良い節目の日を迎えられてほっとしている。取れるアウトをきっちり取るといった基本をやり切るのが自分たちの野球。『一戦必勝』で目の前の試合に全力を尽くしたい」とし、投手としては「打たせて取る自分のピッチングをする。強気に投げたい」と話した。

 中軸打者の島村功記選手は「この冬の練習は夏に向けてのものでもあるが春という目標がありモチベーション高く取り組めている。(出場が決定して)これからは1日1日を大事にして質の高い練習を積んでいきたい。全員で1球にしがみつき泥臭く戦う。受け身になるのではなく攻める気持ちで、強いスイングをしたい」と話した。

 昨年10月下旬の北信越大会で準優勝してから約3カ月。吉田真監督は選手たちに「選んでもらえるようなチームになろう」「選ばれても選ばれなくても自分たちのやるべきことに変わりはない。今できることをしっかりやろう」と話してきたという。
 「生徒たちの頑張りがかたちとして報われたことがうれしい。ここまで良い練習ができており、現時点で昨秋よりも力はついていると感じる。これからギアを上げ最高の準備をして最高の舞台で力を発揮できるようにしたい」と話していた。

100145_02.jpg










100145_03.jpg